訪問鍼灸
適応症
日本では、まだまだ認められていない部分も多いですが、WHO(世界保健機構)では、次に掲げる疾患に鍼灸治療が適応であることを認めています。
分類 | 疾患名 |
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運動器系疾患 | 関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、 外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) |
神経系疾患 | 神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー |
消化器系疾患 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘) 、胆嚢炎、胃⼗⼆指腸潰瘍、痔疾 |
呼吸器疾患 | 気管⽀炎、喘息、⾵邪および予防 |
循環器系疾患 | ⼼臓神経症、動脈硬化症、⾼⾎圧低⾎圧症、動悸、息切れ |
婦⼈科疾患 | 更年期障害、乳腺炎、⽩帯下、⽣理痛、⽉経不順、冷え性、⾎の道、不妊 |
⼩児科疾患 | ⼩児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏⾷、⾷欲不振、不眠)、⼩児喘息、アレルギー性湿疹、⽿下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善 |
眼科疾患 | 眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ⽬、かすみ⽬、ものもらい |
⽿⿐咽喉科疾患 | 中⽿炎、⽿鳴、難聴、メニエール症候群、⿐出⾎、⿐炎、蓄膿(ちくのう)、咽喉頭炎、扁桃炎(へんとう炎) |
当院の鍼灸治療について
使用する鍼と施術について
当院では、鍼は基本細いものを使用しており、1回限りで使い捨てのディスポ鍼を使用しているため衛生面も安心です。また、鍼灸症状や部位に合わせて使用する鍼を使い分けています。
経穴(ツボ)に鍼を刺入し一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させたりします。)を加え直ぐに抜く方法と、10~15分間置いておく場合があります。
人によっては、筋肉痛のような怠さが出ることもあります。
使用するお灸施術について
一般的なもぐさを使ったお灸を使用しています。
もぐさの入った筒の先端に火をつけてじっくりと温熱刺激を与える「台座灸」や、そのままもぐさを焼き切ってあえて小さな火傷をつくる「透熱灸」(お米の半分ほどの大きさ)などがございます。
熱によって血流を良くし、筋肉のコリからくる痛みなどに作用すると言われています。
電気鍼(はり)について
より施術の効果を高めるために、電気鍼を使用します。
一般的な電気治療器に比べて浸透性の高い施術効果が期待できます。
特に、筋的な症状や麻痺、神経痛などに使われています。
リハビリ目的にもおすすめです。
ほぐし・リハビリ・ストレッチ(手技)
鍼灸治療の他に、ほぐし・リハビリ・ストレッチなどを症状に合わせて施術いたします。
関節の可動域を広げて疲労回復を目的とした施術です。
※関節を鳴らすような施術は行っておりません。